ビジネスとマーケティングの上り坂

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ホリエモンこと堀江貴文氏の出所後完全書き下ろし第1弾だそうです。11月1日に発売され、さっそく購入して読みました。

 

書名の「ゼロ」とは、ライブドアで有名になるずっと以前、まだ起業すらしていなかった頃の堀江氏のことであり、また、逮捕・収監・出所して、すべてを失った現在の氏のことでもあります。

 

氏の姿が世の中で話題になった期間とは、プロ野球の球団買収に名乗りをあげたライブドア時代から、刑務所に収監されるぐらいまででしょう。

 

そんな多くの方が良く知っている時期については、この本にはあまり触れられていません。

 

それ以前、幼少の頃から大学時代、ライブドアの前身である会社を立ち上げ上場するまでの間のことに多くのページが割かれています。

 

とは言え、それは「自伝」を書きたかったからではなく、「どのようにして、堀江貴文という人物が形成されたのか」、

 

そして、「堀江貴文という人物が、どのような思いを持っているのか」を、きちんと伝えるために必要だったからです。

 

出所した今、堀江氏は「仕事に対する姿勢も、お金に関する価値観も、自分は逮捕される前と何ら変わっていない」

と書いています。

 

ただ一つ、収監前と考え方が変わったことは、「コミュニケーションに関する考え方」だそうです。

 

当時の彼は、「誰にどう思われようが、結果が全て」と割り切っていたように思います。それだけスピードを重視していた、ということかも知れませんが、

 

やはり、「自分の考えていることを、正しく伝えていくことの重要さ」に改めて気が付いた、ということかも知れません。

 

そして、そのことが本書の刊行に繋がっているのでしょう。

 

本書を読めば、彼がどれだけ努力家で、ストイックに取り組んできた人物かが分かります。

 

そして、彼の考える「働くことの意味」・・・

 

これは、多くの仕事に対して悩みを持つさまざまな人に、ぜひ一緒に考えて欲しいことだと思います。

 

氏は言います。

 

「最初の仕事は掛け算ではなく、ゼロの状態に、地道な努力を続けて小さなイチを足していく、そのような足し算でなくてはならない。

ゼロに何を掛けようが、ゼロのままなのだから」

 

この本の中には、「なんでも合理的を求める」というイメージからは、ほど遠い、かっこわるくても本音で語る氏の姿がありました。

 

これからの活躍を期待したいと思います。