ビジネスとマーケティングの上り坂

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さて、2015年より、1着50万円程度でパワードスーツを世界初量産販売、という記事が掲載されていました。

 

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この記事を読んで私が最初に考えたこと・・・それは

「もしかして、これが我が国の製造業復活の契機になるのではないか」

 

ということです。

 

もともとインテグラル型(擦りあわせ型)の製造技術に強みがあった我が国の製造業は、モジュール型(部品型)のデジタル機器が市場で大勢を占めるにしたがって衰退して行きました。

 

モジュール化が進むということは、部品さえ集めれば誰にでも簡単に製品を製造できてしまうことなので、高度な熟練技術など要りません。

 

PC、デジタルテレビ、スマホなどのヒット商品が、海外の人件費の安い工場で大量生産されていることが主流なのは、そのような事情があります。

 

一方、現在も日本勢が強い自動車産業ですが、こちらはインテグラル型産業の代表。3万点以上とも言われる多数の部品を、熟練の技でうまく組み合わせて全体として調整をすることが必要です。

素人が簡単に、部品さえ組合わせれば完成してしまう、と言うものではありません。

 

そして今回のパワードスーツ。システムの詳細は判りませんがが、当然、メカニカルな部品も多いでしょうし、人間が身に着けるものですから当然安全が第一。システム全体として調整を行いながら組み上げて行くような、ノウハウや経験の蓄積がモノをいう世界なのではないか、と想定しているのです。

 

このパワードスーツがあらゆる現場で使われるようになれば、その需要はとんでもなく大きくなるでしょうし、日本の強みを発揮できるインテグラル型の一大産業へと成長して欲しいなぁ、と考えています。

 

ぜひ、期待を持って今後の展開を応援して行きたいと思っています。

 

http://www.sankeibiz.jp/business/news/140103/bsc1401030502003-n1.htm