ビジネスとマーケティングの上り坂

ブログ形式でビジネスやWebマーケティングに関するノウハウや最新情報などをお届けします。

 

特別にデザインなどに詳しくない人でも、Photoshop(フォトショップ)という名前を聞いたことはあると思います。

グラフィックソフトとして有名なフォトショップですが、このソフトウェアに「3Dプリント機能」が追加されたことが、発売元のアドビ社より発表されました。

 

ニュースリリースはこちら

 

現在、世間で注目を浴びている3Dプリンタですが、これまでは3Dプリンタの出力(立体物)を得るためには、専用のデータ作成ソフトが必要だったりと敷居が高いものでした。

 

これからは世界的にメジャーで広く普及しているフォトショップでも3Dプリント用データが作成できるとあって、3Dプリンタ関連の商品・サービスの普及に弾みがつくかも知れません。

 

さて、少し話が変わりますが、

この3Dプリント機能に対応しているフォトショップの正式名称は「Adobe Photoshop CC」。CCとはクリエイティブ・クラウドの略です。

「クラウド」という言葉からも分かるとおり、現在、アドビ社では主要な商品(ソフトウェア)のほとんどを、クラウドサービスとして提供しています。

他にも著名なソフトウェアである「ドリームウィーバー」「イラストレーター」「プレミア」なども含めて、従来のように「ソフトウェア」商品として売り切りにするのではなく、

 

「すべてのソフトウェアをクラウドサービスとして提供し、どのソフトをどれだけ使っても良い。その代り、毎月使用料を頂く」

 

という方針に転換しています。

 

イメージ809

 

「売り切り」ではなく「ストック型サービス」という方向に舵を切っているわけですね。

 

私も、職業上、アドビのソフトウェアを使わないわけには行かないので、1年半ほど前からクリエイティブクラウドに加入し、毎月5,000円ずつ支払っております。

 

ネットワーク環境も十分整っていますし、ソフトウェア会社の立場からみれば、ストックビジネスの方が継続的な売上が見込めるなどのメリットがありますから、今後はOSなども、このような支払・サービス形態に移行していくのではないでしょうか。

 

逆の立場である我々利用者からみると、「購入の初期費用が低くて済む」「常に最新の状態のものを利用できる」などのメリットがある一方、

 

「トータルで見れば、逆にお金を払い過ぎた」なんてことのないよう、気を付ける必要がありますね。

 

「3Dプリンタでのモノづくり」が推進されるということは、「製造業のサービス化」と言えるかも知れません。

 

産業構造の変化は、まだまだ続きそうです。