ビジネスとマーケティングの上り坂

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こんにちは、西です。

 

「マインドフルネス」という言葉をお聞きになったことがある方も多いと思います。

 

Googleをはじめ、Facebookやインテルなど、海外の大手IT企業が社内研修(人材開発プログラム)として採用したことから、注目を集めるようになりました。

 

最初に導入したのはGoogleで、2007年に「Search Inside Yourself(=SIY)」というプログラムを、社内の開発者向けとして実施するようになりました。

 

それが社内研修の人気コンテンツとなり、世の中にも広まるようになったとのことです。

 

IT企業以外にも、McKinsey、NIKE、アメリカ海軍、アメリカ国防総省などの企業・組織でも取り入れられています。

 

わが国でも、IT企業を中心に、社内研修に取り入れる企業が増えています。

 

このように、今やトレンドとも言えるマインドフルネスですが、「言葉は聞いたことがあるが、内容はよくわからない」という方も多いのではないでしょうか。

 

そこで、Wikipediaで「マインドフルネス」を調べると、以下のように書かれていました。

 

マインドフルネス(英: mindfulness)は、今現在において起こっている内面的な経験および外的な経験に注意を向ける心理的な過程である。瞑想およびその他の訓練を通じて開発することができる。

 

マインドフルネスの語義として、今この瞬間の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れることであるとか、特別な形で、意図的に、評価や判断とは無縁に、注意を払うことであるといった説明がなされることもある。

 

かんたんに言えば、瞑想などの手段を使って、

 

「今この瞬間、この場所に存在する自分自身」に注意を向ける

 

ことです。

 

「集中」「覚醒」などと言い換えることもできるでしょう。

 

「瞑想」というと、なんだか宗教的なイメージがありますが、各社で実施されているプログラムは、宗教色を除いたプログラムになっています。

 

なぜ今、改めて瞑想が注目されているのかというと、このマインドフルネス瞑想を実施することにより、脳科学的に「集中力の高まり」や「短期記憶の向上」という検証結果も出ているそうで、それが理由と考えられるでしょう。

 

参考記事:

Mindfulness: 6 Steps to Better Memory, Verbal Reasoning and Improved Concentration

 

自分自身の集中力に今一つ自身のない私は、これまでも、

 

「仕事中はスマホの電源を切り、メールの通知音などで気が散ることのないようにする」

 

などの取り組みをしてきました。

 

しかし、そのような取り組みは、あくまで「集中できる環境を整備する」ことであり、決して積極的に「集中力を高める」取り組みではありません。

 

私のなかでは、「集中力を高める」ということは、解決すべき大きな課題の1つでした。

 

以上のような経緯で、最近、私はWebや書籍で情報を収集し、毎日、始業前に10分間のマインドフルネス瞑想を行っています。

 

まだ続けるようになって1か月ほどですが、実際にやってみた方法や所感などを記録しておこうと思います。

 

マインドフルネス瞑想
マインドフルネス瞑想

 

 

 

マインドフルネス瞑想 私の実施方法

 

「瞑想」というと、「座禅」というイメージがありますが、私が実施しているのは、そこまで本格的なものではありません。

 

「仕事を始める前に、10分間、毎日継続することが大事」

 

と考え、普段、仕事で使っているデスクチェアを使って実施しています。

 

チェアに深く腰掛け、背筋を伸ばし、手のひらを上に向けた状態で足(膝より少し上の部分)の上に手を置きます。

 

両足の裏をしっかり床につけ、スマホのタイマーを10分にセット、計測を始めたら目を瞑り、マインドフルネス瞑想のスタートです。

 

瞑想中は、腹式呼吸を行います。

 

鼻から息を吸い、口から吐く。吸うときはお腹を膨らませ、吐くときは引っ込める。

 

息を吸うときは、「横隔膜が下がる」イメージを持ち、吐くときには「横隔膜が上がる」ことをイメージしています。

 

そして大切なことは、息を吸うときには、「吸っている空気が鼻の中をとおる感覚」に意識を集中させ、息を吐くときには「吐いている空気が、口から出ていく感覚」に意識を集中させること。

 

これが

 

「今この瞬間、この場所に存在する自分自身」に注意を向けている状態

 

ということになります。

 

もともと、人間というものは「色々なことに意識が向きやすい(気が散りやすい)存在」です。

 

マインドフルネス瞑想の最中に、「意識を集中しよう」と思っても、ついつい、気になっていること・悩み・不安などが浮かんで来てしまいます。

 

しかし、そのようなことはすべて

 

「過去に起きたこと、あるいは未来に起こるであろうことを想像(妄想)しているだけ」

 

と考え、意識を今現在の自分自身(の呼吸)に戻すようにします。

 

意識が違うところに行ってしまっても焦ることなく、

 

「今、自分は気が散っている」

 

ということを認識し、今現在の自分自身へと意識を戻すようにしています。

 

 

 

マインドフルネス瞑想 実施してみた所感

 

毎日始業前に10分だけですが、1か月以上続けてみた所感です。

 

正直なところ、10分の間、ずっと気が散ることなく、自分自身に注意を向け続けることに成功した試しはありません。

 

必ずどこかで、関係のないことがフッと浮かんできたりします。

 

もしかして、私には相当集中力が足りないのかも知れません(汗)。

 

しかし、変化した部分もあります。それは

 

関係のないことに意識が向いてしまった時に、その状態を自分自身で認識し、改めて、自分自身に意識を戻すことがスムーズにできるようになった

 

ということです。

 

もちろん、集中している間は「一切、意識が別の方向を向かない(集中が途切れない)」ことのほうが優れているのかも知れません。

 

しかし、そのような集中だと、陸上で言えば短距離走のようなもので、大きなエネルギーを使ってしまい、一定の集中が終わった後には、疲弊してしまいそうです。

 

私としては、もっとリラックスした自然な集中の方が望ましいと考えており、それが

 

多少、気が散るようなことがあっても、しっかり自分自身をモニタリングできており、意識を集中すべきことに戻せる状態

 

ではないか、と考えています。

 

特に、仕事のための集中は、「毎日、気張らずにできること」が重要です。

 

仕事で一定のパフォーマンスを出し続けるには、長距離走のように、継続して続けられることが大切です。

 

そのような意味では、「自分の状態をモニタリングして、集中が途切れても、また意識を元に戻せる力」が高まったことは、非常に大きな収穫だったと感じています。

 

今後も、始業前に10分、現在の方法を続けていこうと考えています。

 

 

 

まとめ

 

ここまで、自己流ですが、マインドフルネス瞑想のやり方と所感を記しました。

 

「リラックスした自然な集中」について言及しましたが、少し補足すると、マインドフルネス瞑想で使う腹式呼吸は、副交感神経を優位にするものであり、その結果、リラックスできる、という効果があります。

 

そのことを前提に置けば、そもそもマインドフルネスでは、「ドーパミンが出るような強い集中力」を目指すのではなく、

 

私が書いたような「ゆるい集中力」を目指しているものなのかも知れません。

 

※ドーパミンが出るような強い集中力は、交感神経優位のときに起こるもので、そのような時には、リラックスではなく緊張状態にあるはずです。

 

最後に大切なことを1つだけ。

マインドフルネスは心のケアなど、医療の現場でも使われています。

 

私の場合は、ビジネスへの利用ということで(自分なりに調べてはみたものの)自己流で実施していますが、場合によっては、きちんと医師の指導の下で実施するべき方もいらっしゃると思います。

 

本記事でマインドフルネスに興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ、正しい指導の下で実施されたり、ご自身に合う実施方法を調べたりして頂ければと思います。