「もっとホームページから集客したい」
「Webサイトを作ったけど、問い合わせが全然こない」
そんな悩みを持つ事業者さんは多いのではないでしょうか。
特に中小企業や個人事業主の方は、大手企業と違い、周りにWebに詳しい方や相談できる相手がいないケースも多く、その結果、冒頭のような悩みを持ってしまいがちです。
となると、「Webコンサルタントなどの専門家に相談するのが一番近道!」なのですが、以下のような理由により、その一歩に踏みだせないケースが多いようです。
- どのくらいの費用がかかるのか分からない
- 本当に成果が上がるのか疑問
- 自分は何も知らないのだが、分かるように教えてもらえるのだろうか
以上のような悩みが頭のなかでグルグル回転し、Webコンサルタントに問い合わせるのを、ためらってしまうのだとか。
おそらく、この記事を読んでいるあなたも、そうなのではないでしょうか? ちなみに、なぜ私がそんなことを知っているのかといえば、
弊社でお付き合いしている顧客企業も、最初はそんな悩みを抱えていた
という方が多いからです。
そこで、この記事では上記の悩みを解決してもらうために、
- そもそもWebコンサルタントとは?
- Webコンサルタントの業務範囲
- Webコンサルタントにできること
以上を前提知識としてご理解いただいたうえで、上記悩みについて、お答えしたいと思います。
この記事を読み終える頃には、あなた(の会社)にピッタリなWebコンサルタントを選べるようになっているはずです。
ぜひチェックしてみてください。
Webコンサルタントとは?
まずはWebコンサルタントについてです。
そもそも、Webコンサルタントとは、どんな存在でしょうか?
ひとことで言えば、以下のようになります。
- WebサイトやWeb上のサービスを使って、顧客の目的を実現する手段を教えたり、一緒に実行(伴走)する人
ちょっと抽象的ですが、意味は伝わると思います。
また、「コンサルタント」という言葉自体は「コンサルティングをする人」という意味ですので、辞書(goo辞書)で「コンサルティング」を調べてみると
専門家の立場から相談にのったり指導したりすること。また、企画・立案を手伝うこと。
と書かれていました。これもまぁ、分かりますよね。
以上のように、Webコンサルタントについて「辞書的な意味」は分かるのに、多くの見込み顧客(Webコンサルタントに依頼する前の方)は、
「実際に、Webコンサルタントがどんなことをしてくれるのか分からない」
と言います。それは何故かと言えば、
「Webコンサルタントの業務範囲は広範であり、ひとくちにWebコンサルトといっても、それぞれ専門性がバラバラ」
という理由があるからです。
そこで、前提知識の2番目として、Webコンサルタントの業務範囲についてご説明しましょう。
Webコンサルタントの業務範囲
Webコンサルタントの業務範囲は以下の4つに大別されます。
- 相談に乗る、知識を伝える
- Web戦略の策定(調査・分析から戦略・施策案の立案まで)
- Webサイト構築・運用
- 経営戦略(事業戦略)やマーケティング戦略の策定支援
それぞれ説明します。
相談に乗る、知識を伝える
もっともコンサルタントらしい業務です。
ただ、これは「コンサルタントの基本機能」みたいなもので、このあと説明する3つの業務いずれにおいても、必ず行う業務ですよね。
雑談に近い質問から、Web戦略全体に関わるお問合せまで、あらゆるレベルの相談や知識の伝授は発生します。
それに適切に回答できるのが、優秀なWebコンサルタントの条件の1つでしょう。
Web戦略の策定(調査・分析から戦略・施策案の立案まで)
貴社の経営戦略(事業戦略)や基本的なマーケティング戦略(会社によっては営業戦略や販促戦略)が決定している前提で
「経営戦略等で示された目標を、どのようにしてWeb上で達成するか?」
を検討し、Web戦略として立案する業務です。
狭い意味では、この業務こそが、真の”Webコンサルタントの業務”と言えるかも知れません。
- 既存のWebサイトを調査・分析したり
- 主にWebに関わることでユーザーの声を収集・分析したり
- Web上で、どのような経路で集客し、どのようなコンテンツで顧客を説得し、どのように制約に繋げるか
以上のような、Webサイト構築・運用の指針になる戦略を作り上げるのが、この業務の目標になります。
Webサイト構築・運用
Webサイト構築・運用は、もっともプレイヤー(業者)の多い分野です。
Webマーケティングに詳しくない方でも、
「ホームページ(Webサイト)をキレイに作っただけでは意味がない」
という言葉を聞いたことがあるでしょう。
特に、前身がデザイン会社であるWeb制作会社の一部には、WebマーケティングやWebコンサルティングを理解していない会社が存在します。
もちろん、「Web制作だけで、Webコンサルティングは対応しておりません」と告知し、制作だけの適切な値付けをしているのであれば、問題ありません。
ただ、現状、そのような会社でも
「Webコンサルティングを実施してからWeb制作に入ります」などとアピールしているケースもあるので、Web制作後も結果が出ない、というのは「Web業界あるある」な事象だったりします。
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また、Webサイト等の運用フェーズにおいては、実施すべき項目が非常に多く、
それぞれの項目(分野)に特化したWebコンサルタントも多いため、一般の方から見ると「分かりにくいだろうなぁ」という感想を持っております。
少し挙げてみるだけでも
- Webサイトの定期的な数値分析(アクセス等)を基にした改善提案
- SEO対策
- SNS運用
- 広告運用
- 記事コンテンツ作成
- 動画コンテンツ作成
- メールマーケティングの企画・運営
- サーバ構築・保守などのシステム面での支援
など、多岐に渡るのがお判りかでしょう。
こうした専門特化型Webコンサルタントは、たとえば
「本当にWeb広告が必要なお客様が、Web広告を専門とするWebコンサルタントに相談する」
というケースでは、非常に頼もしい存在です。一方で、
「本来、Web広告が必要ではないお客様が、Web広告を専門とするWebコンサルタントに依頼した場合でも、Web広告を利用した解決策を進められることがある」
というケースも考えられます。
そのため、「自社がどんな施策をすべきなのか分からない」といった方は、中立性が高いWebコンサルタントに相談するか、最初は無料相談などを利用して、複数のWebコンサルタントの意見を聴くことをおすすめします。
ちなみに、「中立性が高いWebコンサルタント」には、以下3種類あります。
- 特定の親会社の傘下のWebコンサルタント会社ではない
- 特定の施策に特化したWebコンサルタントではなく、総合的に様々な施策を扱っている(大手のWebコンサルタント会社に多い)
- 専門がWeb戦略策定であり、施策は他の会社に任せている(自社では構築・運用を行わない、純粋なWebコンサルティングのみの会社)
少なくとも、上記①と②を満たす会社、あるいは➀と③を満たす会社以外であれば、複数社の意見を聴くべきでしょう。
経営戦略(事業戦略)やマーケティング戦略の策定支援
Webコンサルタントの業務範囲の最後は、経営戦略やマーケティング戦略の策定支援。
これは、少しWebコンサルタントの本来の枠組みを逸脱してしまう業務かも知れません。
しかし、実際には
「そもそも、事業の基本方針や、商品・サービスの在り方・見せ方に手を付けないと、Web戦略だけでは片手落ち」
というケースは非常に多いのです。
当然のことながら、Web戦略は「魔法の杖」ではありません。顧客が魅力を感じない商品・サービスは、Webの施策を行ったところで、売上が急上昇するなんてことはあり得ません。
「経営(事業)戦略からWebの施策まで一気通貫に支援する」
というのは難易度が高いため、対応できるWebコンサルタントは多くありませんが、必要であれば、ぜひ探してみるべきです。
Webコンサルタントにできること
つづいて、Webコンサルントにできること。こちらは、大きく以下2つの方向性があります。
- 戦略策定から運用までを代行して、結果を出す
- 顧客企業の社員を一人前の担当者として育てながら、一定期間後に顧客企業に自走してもらう(インハウス化)
一見、前者はラクなように見えますが、すべてをWebコンサルタントに任せることができるわけではありません。
前者でも、顧客企業の協力は必須であり、加えて、長期間コンサルタントに関与し続けてもらう必要があります。
それでは、後者のほうが良いかといえば、「顧客企業内にノウハウが蓄積される」という意味ではそうなのですが、こちらは担当者だけでなく、経営幹部にも「相当な覚悟がいる」ことはお伝えしておきます。
自走できるまで最低、数年は掛かるでしょうし、「プロのWebコンサルタント並みの能力」を養成するわけですから、担当者にとっては茨の道かも知れません。そして、それ相当の能力のあるWebコンサルタントに依頼しないと、うまく行かない可能性もあります。
Webコンサルトに任せるのか、自走をめざすのか。それぞれメリットとデメリットがありますから、自社内のみならず、依頼するWebコンサルタントも交えて相談しながら、御社に合ったやり方を選ぶべきでしょう。
Webコンサルタントに関する悩みを解決
それでは、Webコンサルタント(会社)に相談しにくい悩みについて、解決につながる答えをコメントをしていきます。
- どのくらいの費用がかかるのか分からない
- 本当に成果が上がるのか疑問
- 自分は何も知らないのだが、分かるように教えてもらえるのだろうか
1つずつ見ていきましょう。
どのくらいの費用がかかるのか分からない
確かに、Webコンサルタント会社のホームページを見ても、価格表を掲載していないことは多いですね。
価格表を掲載できない理由の1つは、
「Webコンサルティングの業務範囲が広すぎて、何を、どこまで対応するのかで料金がかわる」
からです。ほとんどのWebコンサルタントの会社では、資料請求や問い合わせをすれば詳しい価格表がもらえますので、アクセスしてみてください。
本当に成果が上がるのか疑問
前述のとおり、特にWebの運用フェーズでは、様々な分野に専門特化したWebコンサルタントが多いです。
そのため、成功する確率を高めるためには、「貴社がやりたいこと」と専門が合致しているWebコンサルタントに相談することです。
「そうは言っても、自社が本当に何をすべきなのかが、分からない」という場合は、中立性の高いWebコンサルタントに相談しましょう。
その他、
- 自社の業種や会社規模での実績がある会社か?
- 自社の事業戦略やマーケティング戦略に課題がある場合、そのフェーズにも支援してもらえる会社か?
という点も、チェックすべきポイントです。
また、複数社に問い合わせることも、忘れないようにしましょう。
自分は何も知らないのだが、分かるように教えてもらえるのだろうか
これは、まったく気にする必要のない悩みです。
そもそも、顧客に理解できるように説明できないWebコンサルタントでは、成果を上げられるはずはありません。
残念ながら、難しい横文字ばかり並べて、きちんと顧客に説明もできないWebコンサルタントは一定数いますが、それは、彼ら自身が理解が足りていないか、経験不足の表れです。
成果を上げることができるWebコンサルタントは、自身の専門分野を深く理解し、実績も豊富なため、かならず満足のいく回答をもらえるはずです。
ためらうことなく、いろいろなWebコンサルタントの話を聴いてみてください。
そうすることで、あなたに最適なWebコンサルタントが見つかるはずです。
Web集客でお困りの方、Webマーケティングを強化したい方、Web戦略を立案・強化したい方のうち、
- 表面的な支援ではなく、ビジネスパートナーとして踏み込んでWebの支援をして欲しい
- その結果として、しっかりと成果を上げたい
と考えている方は、一度、弊社(Webコンサルティングのライサポ)まで、お問合せください。
弊社は小さな会社ですが、それゆえに、弊社代表(中小企業診断士 兼 Webコンサルタント)が、貴社の戦略ベースからWeb施策まで、しっかりと踏み込んだコンサルティングのご支援をさせて頂きます。
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