ビジネスとマーケティングの上り坂

ブログ形式でビジネスやWebマーケティングに関するノウハウや最新情報などをお届けします。

<2017.9.14更新>

 

こんにちは、西です。

 

以前、下記の記事で、どんなによいコンテンツ(記事)を書いても、必ずGoogleの検索で上位に表示されるわけではないことを書きました。

 

関連記事 : 検索エンジンによる検索結果の順位は、どのように決まるのか?

 

理由は、記事を掲載するWebサイト自体の信頼性や被リンク(バックリンク)の数も、Googleは評価対象にしているから、ということになるのですが、

 

今回は、

 

・Webサイト自体の信頼性

・被リンク(バックリンク)の数

 

をチェックできるツールをご紹介します。

 

それが、オープンサイトエクスプローラー(Open Site Explorer)です。

 

  • オープンサイトエクスプローラー
    オープンサイトエクスプローラー

 

URL:https://moz.com/researchtools/ose/

 

 

 

使い方は簡単です。上記画面のURL欄に、調査したいWebサイトのURLを入れて、「Search」ボタンを押すだけです。

以下の画面に遷移します。

 

オープンサイトエクスプローラー(その2)
オープンサイトエクスプローラー(その2)

 

この画面では、以下の項目を確認してください。 

 

DOMAIN AUTHORITY: 

略してDAともいいます。サイト全体の信頼性を表す数字であり、1~100の値のいずれかになります。DAが高いサイトのページは、競合サイトのページよりも検索上位表示されやすくなります。

 

 

PAGE AUTHORITY: 

略してPAともいいます。そのページ単体の信頼性を表します。こちらも数字が高いほど評価されています。

 

 

Root Domains: 

調査対象のWebサイトが、被リンクをもらっているドメイン(Webサイト)の数を表します。1つのドメインから複数の被リンクをもらっていても、1とカウントします。

 

 

Total Links: 

調査対象のWebサイトが、もらっている被リンクの総数です。1つのドメインから複数の被リンクをもらっている場合、その総数をカウントします。

 

 

 

さらに画面をスクロールすると、以下のような表示になります。

 

  • オープンサイトエクスプローラー(その3)
    オープンサイトエクスプローラー(その3)

 

こちらでは、「どのようなページからリンクを貰っているか」「そのページのPA、DA」などが分かります。

 

画面内の「Link Anchor Text」とは「アンカーテキスト」のことです。

 

アンカーテキストとは、外部のサイトがあなたのサイトにリンクを貼るときに、リンクを設定している文字列になります。

 

たとえば、以下に弊社Webサイトのトップページへのリンクを貼りますが、この場合のアンカーテキストは「Webコンサルティング」ということになります。

 

 

アンカーテキストは、SEOにおいて大きな意味を持ちます。

 

というのも、他のサイトからあなたのサイトへのリンクのアンカーテキストに設定されているキーワードを見て、Googleは

 

「リンクを貼られているページは、そのキーワードについて書かれたページなのだな」

 

と認識するからです。

 

その結果、そのキーワードでの検索結果順位の向上にプラスに働くとされています。

 

被リンクを自作自演しない限り、アンカーテキストの設定は第三者(リンクを貼る人)に任せるしかないのですが、

 

できるだけ効果的なアンカーテキストを設定してもらうためにも、コンテンツ(記事)を作る際は、

 

「この記事は、●●のことについて説明しています」

 

ということが明確な記事を書くことが大切です。

 

 

 

オープンサイトエクスプローラー 使用について注意事項

 

このように大変便利に使えるオープンサイトエクスプローラーですが、実は、Googleのデータを使っているわけではありません。

 

オープンサイトエクスプローラー運営元のmoz社は、SEO解析ツールで有名な企業であり、独自に推測・計算した数値であることは理解しておいてください。

 

Googleのデータと一致していない、とはいえ、あなたのサイトと競合のサイトの比較などでは、かなり有益に使えますので、一つの指標として活用してみてください。

 

なお、オープンサイトエクスプローラーをログインせずに利用すると、1日3回までの利用制限があります。

画面右上の「Login」を押し、ユーザー登録を行い、ログインしてから使うようにすれば、1日の利用制限は外れるようです。

 

よく利用する方は、ユーザー登録をお勧めします。