ビジネスとマーケティングの上り坂
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こんにちは、西です。
いきなりテレビ番組の話で恐縮ですが、バラエティ番組などで、時々、催眠術をやっていますよね。
タレントに対して、催眠術師が
「1、2、の、3」
で肩を叩くと、催眠術をかけられたタレントが、苦手だった爬虫類を見ても、特に怖がる様子もなく、平気そうにしている、など。
あの催眠術ですが、本当にかかっているのでしょうか?
ほとんどの場合、実際に催眠術にかかっているそうです。
ただし、この話には、テレビには映っていない裏側があります。
実は、実際にテレビの収録が始まる前に、催眠術がかかりやすいように、予備催眠なるものを掛けるそうです。
さらに、催眠術には、かかりやすい人と、そうでもない人がいます。
ですので、予備催眠の段階で、
「催眠術にかかりにくい人は、そもそも収録本番で催眠術をかける対象とはしない」
という選別をしているそうです。
その結果、本番の収録では、面白いように、催眠術が成功してしまうのですね。
さて、ここから本題です。
どうして催眠術の話をしたかと言いますと、私が集中力を高めたいときに、自己催眠の手法を使うことがあるからです。
集中力というものは、年齢と共に持続させることが大変になることを、最近、いたく実感しています。
そのため、自己流ではあるのですが、自己催眠で集中力を高めるようにしています。
なお、私自身は、催眠術にかかりやすい傾向があるように思っています。
と言っても、実際に催眠術をかけられたことがある訳ではありません。
「小説や映画などの物語に感情移入しやすい」、「自己催眠をかけると、その気になりやすい」
など、これまでの自分自身の性向を、客観的に評価した結果です。
そのため、以下に記す私の手法が、他の方にどれだけ有効なのか分かりません。
また、自分なりに研究したり調べたりした結果の方法ではあるのですが、他の方が実行された場合、どのような影響があるのか分かりません。
ですので、自己催眠に興味を持たれた場合、ご自分でも調べられたり、専門家の方に指導を受けるなりして頂くことをお勧めします。
■
それでは、自己催眠による集中力アップですが、やり方は、いたってシンプル。
催眠術師が、被験者に術をかける手法を、そのまま自分で行っているだけです。
まず、片手を軽く握ります。私は左利きなので、左手を使いますが、どちらの手でもよいです。
そして、親指の爪が、顔の正面を向くようにします。
それから、両目で、親指の爪を凝視します。
凝視する理由は、「何か1つの物を凝視することにより、意識も集中し、催眠術がかかりやすくなるから」というものです。
これは自己催眠には限らない話で、催眠術師が術をかける際、被験者に対して、一本だけ立てた自分の指を見つめるように言いますよね。あれも同じ理由です。
その後、心の中で
「今から〇〇をする、〇〇をする、〇〇の仕事がしたくてたまらなくなる」
と念じます。
※「〇〇」というのは、今から集中してやりたい仕事の名前ですね。
まぁ、声に出して言ってもよいと思うのですが、一人でデスクに着いてブツブツ言っていると怪しいので、心の中でつぶやくようにしています。
さらに、
「これから3つ数えると、〇〇の仕事がしたくてたまらなくなる」
と念じ、さらに
「1、2、3」
と心のなかで数を数えます。
3つ数え終わって終了、ではありません。
続いて、
「私は〇〇がしたくなった。〇〇がしたくてたまらない。はやく〇〇をしたい」
と、一人でフォローまで入れます。
そして、ようやく爪から目を離し、そのままの勢いで、仕事を始めます。
あ、言い忘れていましたが、自己催眠をかける前には、すぐに仕事に着手できる状態を作っておくことが重要です。
以上が、自己流の自己催眠の手法です。
子供騙しのように思われるかも知れませんが、そんな風に思っていては、おそらく効果は半減します。
真面目にやっていると、それなりに集中できて仕事は捗る、というのが、これまでの実感です。
とは言え、
「仕事は着手さえしてしまえば、50%は完了したも同じ」
という考え方もありますから、
「自己催眠、と言うよりは、仕事に着手する前の”ルーティーン”のようなもの」
かも知れません。
成果が上がるのならば、どちらでも構わない、と思っています。
以上、ご参考になれば幸いです。
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