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【Webコンサルティング講座 第9回】顧客があなたの提案を思わず受け入れる効果的なホームページを作る方法
こんにちは、西です。
前回まで、Twitterや検索エンジン連動型広告、SEOを使用して、見込み顧客を「集める」方法をお伝えしてきました。
今回は、その集めた見込み顧客に「あなたが実施する提案を受け入れてもらう方法」をお伝えします。
まず、あなたは見込み顧客に、「どのような提案」を行いたいのでしょうか?
あなたが行うべき提案とは、第3回のメール講座でご説明した「ネットで受注まで完了する商品かどうか」という切り口で、大きく変わってきます。
つまり、以下のとおりです。
(1)ネットで受注まで完了する商品
⇒ 「購入して欲しい」という提案を行う
(2)ネットで受注まで完了しない商品
⇒「お問い合わせ」「資料請求」「無料サンプル申し込み」「メルマガ登録」などの提案を行う
このように、実際の提案内容はバラバラですが、いずれの場合でも、必ず守って頂く原則があります。
それは、「1つのページに、提案は1つとすること」です。
例えば、あなたが顧客の立場になったとして、広告や検索エンジンから誘導されて、ある企業のページに到着したとします。
そこで、様々な提案が行われていたらどうでしょう。例えば、「商品購入ボタン」もあれば、「資料請求のボタン」もある。また、面白そうなブログへのリンクも貼られている・・・これでは、あなたは、どのように行動して良いか、迷うことでしょう。
しかし、こんなことでは、大きな成果に繋がりません。
広告や検索エンジンから、あなたのWEBサイトに訪れた見込み顧客が「あなたの提案に応えること(=商品を購入したり、資料請求したりすること)」を「コンバージョン」と言いますが、
コンバージョン率を上げるためには、予め、しっかりと「そのWEBサイトに訪れた見込み顧客に、どのように行動して欲しいのか」をキチンと考え、その解答に沿ったサイトの設計をする必要があるのです。
これがまさに、集客→コンバージョンに至る「勝ちバターン導線」の重要な構成部分なのです。
それでは、具体的にはどのようにすれば良いのか?
以下に順に記しますので、しっかり理解してくださいね
(1)まずは、見込み顧客に「信用」してもらう。
あなたやあなたの会社のスタッフの写真や説明、或いは「お客様の声」などを掲載し、信用して頂くことが重要です。
提案が「購入して欲しい」ことである場合、さらに「返品受付」「〇〇〇の場合、100%保証」など、保証を担保することも、あなたや商品に対する信用を持ってもらうのに有効です。
また、購入申し込みの画面にSSL(セキュリティーの規格)のマークなどが入っていれば、クレジットカードを利用する顧客も安心でしょう。セキュリティーサービスは、ベルサイン社・セコム社などで提供していますから、ぜひ検討しましょう。
(2)「断るのはもったいない提案」を考える
先ほどの「返品保証」もそうですが、顧客を安心させ、「この提案を受け入れなければ損だ」と思させるほどの提案ができれば、コンバージョン率も大きくあがります。
特に、「無料サンプル提供」などは、無料であるにも関わらず、顧客にとって「本当に価値があるもの」を提供すれば、コンバージョン率が上がるだけでなく、そのサンプルを受け取った顧客は大きな満足を抱くでしょう。
購買者心理法則に「返報性の法則」というものがありますが、これは「人間は、何かを人にしてもらった場合、その方にお返しをしたくなる」という法則のことです。
つまり、無料サンプルに大いに満足した顧客は、「自分だけ良いことしてもらって悪いなぁ」と考える方が多くなり、その分、実際の商品の購入率向上にも繋がる効果があります。
(3)提案を受け入れて貰うための専用ページ(ランディングページ)を用意する。
現在では、広告や検索エンジンから訪れた見込み顧客に「魅力的な提案を行う」目的だけに特化した専用のページを設置することが当たり前になっています。
このページを「ランディングページ」と呼びます。
ランディングページは、「1つのページに機能を1つしか持たせない」という事が鉄則です。
そうすることにより、「勝ちパターン導線」設計の意図通りに、顧客を誘導することができます。
つまり、各ランディングページの目的を「購入」または「サンプル申し込み」、「お問い合わせ」「メルマガ登録」などのいずれか1つに絞り、それを顧客に実行してもらうための「背中を押すための」コンテンツを配置するのです。
それが、「他のお客様の声」だったり、「あなたの写真」だったり、或いは、その商品やサンプルが「どれだけ価値があるものか」伝えるセールスコピーだったりするわけです。
このように、きちんとランディングページを設計することにより、コンバージョン率は大きくあがります。
ただし、最初から「成果のあがる」ランディングページを作成するのは簡単ではありません。
ここで、「仮説⇒実行」思考が必要になってきます。まずは「顧客の気持ちになって」WEBサイトを設計し、コンバージョン率を日々確認しながら、トライ&エラーで少しずつ修正していくのです。
このような日々の地道な改善が、大きく成果を出すサイトづくりには必須となるのです。
いかがでしょうか。
それでは、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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