ビジネスとマーケティングの上り坂

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ユーチューブを使って、顧客の感情を揺さぶる方法
ユーチューブを使って、顧客の感情を揺さぶる方法

 

こんにちは、西です。

 

本日は動画マーケティングについてお伝えします。

 

現在、企業の公式ページ、ブログ、そしてFacebookなどのSNSで動画を利用するケースが増えています。

 

テキストや画像に比べ、動画は五感に訴える力が圧倒的に大きく、また多くの情報量を伝えることができます。

 

もちろん、文章や画像でも、工夫次第で、ある程度五感に訴えることができるでしょう。

 

ですが、動画の力は、それらを大きく超える、と言えます。

 

様々な商品・サービスがありますが、文章や画像では、なかなか細かいところまで伝わらないものです。

 

動画を使えば、例えば「マッサージのサービスの様子」や「実演販売のような商品説明」みたいに、顧客に具体的なイメージを持って貰いながら、いきいきと情報を伝えることができます。

 

また、商品・サービスだけではありません。動画マーケティングはブランディングにも大きな力を発揮します。

 

つまり、あなたが「経営幹部、または専門家」として、事業や商品に対する思い、情熱などを直接顧客にお伝えすることができるのです。

 

人前で話をすることが苦手でも構いません。真摯に訴える姿は信頼が増すことはあれ、失うことはないでしょう。

 

また、そのような動画メッセージをWEBやSNSなどで定期的に公開すると、「ザイオンス効果」という心理効果も期待できます。

 

これは、「ある対象との接触回数を増やすと、人は親近感を抱くようになる」という心理法則です。

 

つまり、定期的に、あなたが心から思い・情熱を伝えることは、信頼を産むだけではなく、「親近感」という好意にも繋がるのです。

 

このように継続的な動画マーケティングには、大きな効果があるのです。

 

とは言え、我が国の中小企業では、動画マーケティングは遅れていると考えています。

 

海外(特に米国)では、Facebookで共感を表す「いいね!」ボタンを、もっとも多く押されるコンテンツは動画だそうです。

 

日本では、まだそこまでは行かなくて、もっとも「いいね!」ボタンが押されるのは画像コンテンツと言われています。

 

「動画だと、閲覧するのに多少時間がかかる」のと、「会社の事務所などで閲覧する方が多いため、音声が出ると困る」などが理由と考えられますが、

 

それでも、今後、動画コンテンツが日本でますます重要視されていくのは間違いないでしょう。

 

もちろん、すでに国内でも動画コンテンツで結果を出している方は、「極力、長い動画は避ける。

 

どうしても時間が掛かるコンテンツは、いくつかの動画に分割する」などの手段を取られています。

 

いかがでしょうか?

 

動画というと「敷居が高い」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、手持ちの設備を使えるようであれば、ほとんど費用はかかりませんので、これだけ訴求力のあるツールを使わない手はありません。

 

しかも、3分程度であれば、「人前で話すことが苦手」な人も、録画であれば「うまく行くまでやり直せばよい」わけですから、安心して取り組むことができます。

 

現在、我が国で、ビジネスに使える動画投稿サイトとして代表的なものには「YouTube」があります。

 

必要な機材としては、①動画が撮影できるカメラ、②ビデオ編集ソフト、③PC、④その他周辺機器、となります。

 

私の場合、機材はデジタルビデオカメラ(DVテープに録画する古いもの)、ソフトは「Adobe Premiere Elements」を利用しています。

 

最近のデジカメやスマートフォンでも動画が撮れますので、最初はそういったもので良いかもしれません(本格的に撮影するようになれば、画像の質などを考え、スマートフォンは避けた方が良いでしょう)。

 

また、周辺機器としては、三脚は必須だと考えてください。その他、照明機材、ピンマイクなども本格的に撮影を行う際には考慮する必要があります。

 

費用としては、ビデオ編集ソフトが1万円前後、三脚は3,000円~位からあります。

 

撮影の前後を編集してカットすることを考えれば、カメラマンとモデルの一人二役も十分に可能です。

 

以上のように、動画マーケティングは非常にコストパフォーマンスが高いマーケティング手法なのです。

 

ぜひ、あなたも動画マーケティングを取り入れることをお勧めいたします。

 

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。