ビジネスとマーケティングの上り坂

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物流・ロジスティクスの将来像
物流・ロジスティクスの将来像

 

 

 

こんにちは。西です。

 

Webメディア「business network.jp」誌の連載「ビジネスの明日を動かすICTトレンド」に、以下の最新記事が公開されました。

 

AI、ロボット、ドローンが変える! 物流・ロジスティクスの将来像(前編)

 

タイトルのとおり、物流・ロジスティクスをテーマにした記事です。

 

物流やロジスティクスの世界においては、現在、そして将来に向け、ものすごい勢いでテクノロジーによる進化が遂げられようとしています。

 

つまり、私にとって、書くべき内容に事欠かない、ということです。

 

そこで、「輸送・配送」と「物流センター」に大きく分け、2回にわたり解説することにしました。今回は前編ということで、「輸送・配送」について言及しています。

 

 

 

日本社会の将来の課題を凝縮している物流業界

 

物流・ロジスティクスの世界において、もの凄い勢いでテクノロジーによる進化が進んでいる・・・・

 

これは、裏を返せば、

 

物流・ロジスティクスの世界には、課題が山積している

 

ということです。

 

たとえば、

 

・ネット通販市場の拡大による、配送荷物の急増

・ドライバーの不足や高齢化

・物流センター作業員の不足

・地域過疎化および高齢化による買物難民の増大

 

などが挙げられます。

 

実は、これらの課題の中には、

 

・少子高齢化

・東京一極集中

 

など、我が国社会の将来の課題が凝縮されている、と言えるでしょう。

 

様々な業界で、我が国社会の課題は解決していかなければいけませんが、物流・ロジスティクスの業界では、その解決策がドラスティックに進められている状況です。

 

 

 

テクノロジによる解決の方向性

 

「輸送・配送の将来像」に言及した今回の記事では、以下のような内容について言及しています。

 

・無人トラックによる隊列走行

・無人自動運転車による買い物代行、および宅配便の配送

・ドローンによる宅配便の配送

 

上記はいずれも、未だ実証実験の段階ですが、一部地域の住民に、実際のサービス提供を行っているものもあります。

 

つまり、いずれも正式展開まで、あと一歩といった段階であり、決して夢物語ではありません。

 

一般の方の目に触れないところで、着実に、新たなテクノロジーによる手法が現実化しようとしています。

 

 

 

最新のテクノロジーを組み合わせて、現実の問題を解決する

 

AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータ、ロボット、ドローン、・・・etc

 

このような言葉を、最近よく耳にすると思います。

 

もしかして、あなたは

 

「どうせ一時的な流行の言葉だろう」

 

と思われているかも知れません。

 

たしかに、これまで、一時的に盛り上がり、その後、消えて行った言葉も多くありました。

 

しかし、前述したAIなどの言葉(テクノロジー)は異なります。

 

これらは、それぞれ、すべて単独のテクノロジーではあります。しかし、これらを組み合わせ、「1つのシステム」として活用することで、大きな価値を発揮します。

 

 

たとえば、

 

【IoT】

人が持つスマホ、工場の生産機器、世界中を走り回る自動車などをすべてネットワークに接続する

 

【ビッグデータ】

ネットワークに接続された様々なモノから、膨大なデータを蓄積する

 

【AI】

蓄積されたデータを元にAIが学習を繰り返し、様々な判断・推論ができるようになる

 

【ロボット・ドローン】

高い判断・推論能力を持つAIを搭載したロボット・ドローンが、我々の生活を支援してくれる

 

というようなことです。

 

物流・ロジスティクスに限らず、各テクノロジーのシステム化により、私たちの社会のあらゆる分野で問題解決が進んでいけば、将来の我が国にも、明るい兆しが見えて来るかも知れません。

 

 

AI、ロボット、ドローンが変える! 物流・ロジスティクスの将来像(前編)