ビジネスとマーケティングの上り坂

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勝ちパターン導線
勝ちパターン導線

こんにちは。西です。

 

今回は、顧客の購入シナリオに基づいて設計する「勝ちパターン導線」についてご説明します。

 

まず、購入シナリオについてご説明します。購入シナリオとは

 

「顧客がどのような接点であなたのWEBサイトに来訪し、どのような経緯であなたの商品・サービスを認め、あなたを信頼し、購入を決断するか」

 

という流れ、プロセスのことです。

 

この購入シナリオに従って、顧客を戦略的に購入まで導く流れ(戦略フロー)は、

 

(1)「集客する」

 ↓

(2)「顧客の買う気を育てる」

 ↓

(3)「顧客の購入の背中を押す」

 ↓

(4)「購入した顧客が満足し、リピーターとして育つよう、サポートする」

 

ということになります。

 

もちろん、これはあくまで一般論ですから、あなたの扱う商品・サービスの特性や「強み」、市場の特性や具体的なターゲット顧客像に合わせ、一社一社、その企業に合わせた戦略にカスタマイズして行く必要があります。

 

このように、一般的な流れである戦略フローを、あなたの会社にとって最適にカスタマイズしたものを「勝ちパターン導線」と私は名付けています。

 

さて、あなたは、これから「WEBで多くの方を集客し、売上拡大につなげたい」と考えているはずですが、今、私の申し上げた「勝ちパターン導線」について、明確に意識されているでしょうか?

 

私のお伝えする「ソーシャルメディア&Web信頼マーケティング」に限らず、Web上で一連のマーケティングを成功させるには、様々なツールを使ったり、施策を実施する必要があります。

 

自社のホームページ作成、検索エンジン対策、ネット広告・・・ただ、これらを漫然と行っていたのでは、売上拡大どころか、集客さえままならず、ホームページには閑古鳥が鳴くでしょう。

 

つまり、しっかりとした戦略に従い、各ツールや施策を、その戦略と統一性・整合性を持たせて、確実に

 

「お客さんが集まる仕組み、売上が上がる仕組み」

 

を作り上げなければならないのです。

 

そして、その仕組みというものが、「勝ちパターン導線」に他なりません。

 

それでは、「勝ちパターン導線」の設計の流れを、具体的に説明しましょう。

 

【ポイント(1)】
まずは、あなた(又は、あなたが提供する商品・サービス)のUSP(他にはない差別化ポイント)を洗い出し、また、その商品・サービスが最も価値を提供できるターゲット顧客層を明確にする。

 

【ポイント(2)】
続いて、明確にしたUSPおよびターゲット顧客層に対し、どのような方針で訴求していくのかを決定する。
具体的な「セールスライティング」や「あなた自身や企業、商品・サービスのブランディング」のコンセプトについても決定する

 

【ポイント(3)】
「集める⇒育てる⇒背中を押す⇒サポートする」の各フェーズにおいて、どのようなツールやサービス、施策を配置するのか、あなただけのシナリオを検討する。

 

以上、ポイント(1)~(3)を実行することにより、自動的に集客→成約、そしてリピーター育成までを実現する「勝ちパターン導線」の設計ができます。

 

それぞれ、具体的に「どのように検討するか」は、次回以降にご説明したいと思います。

 

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。