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【Webコンサルティング講座 第13回】効果測定ツールを有効に使いこなす方法
こんにちは、西です。
前回まで「見込み顧客を集める」、そして「顧客を育てる」ための具体的な手法をご説明してきました。
ここまでで、あなたは、あなたの事業に適した「勝ちパターン導線」を設計することができるでしょう。
ですが、現在のままでは、明らかに足りないものがあります。
それが、これからお伝えする「効果測定ツール」です。あなたが設計し、構築した「ソーシャルメディア&Webを利用して売上を上げる仕組み」を、日々の運営の中で改善させ、精緻なものにしていくことが、「本当に利益を上げる仕組み」へと昇華していくことになるのです。
極端な話、「一度構築して、そのまま改善しない仕組み」では、どんなに有能なWebマーケッターでも、成果を上げる可能性はゼロだと言いきれます。
私だって「無理」と断言できます。それぐらい、「ソーシャルメディアやWebを使った仕組みは、日々の運営や改善が重要」ということなのです。
ということで、みなさんに是非使って頂きたいツール、それが
「グーグル アナリティクス(Google Analytics)」
http://www.google.com/analytics/
です。
このアナリティクスを利用すると、以下のようなことがわかります。
(1)訪問者数(セッション数)
「訪問者数」とは、ある一定期間に「何人の方が、あなたのWebサイトに訪問したか」という人数です。同一の方でも、時間をおいて訪問された場合、複数名にカウントします。
(2)ユニークユーザー数(UU)
「ユニークユーザー数」とは、一定期間内に「あなたのWebサイトを訪れた純粋な人数」のことです。同一の方が何回訪れても、UUは1人です。
(3)ページビュー(PV)
「ページビュー」とは「あなたのWebサイトが全部で何ページ見られたか」という指標です。複数ページを閲覧したのが同一の方でも、そのページ数がすべてカウントされます。
(4)新規訪問数/再訪問数
新規訪問者か、リピーターかの区分です。
(5)参照元
訪問者が「どこからあなたのWebサイトに訪問したのか」がわかります。検索エンジン経由の場合は、「どんな用語で検索されたか」も判ります。
(6)直帰率
「直帰率」とは、あなたのWebサイトを訪問された方のうち、「どれぐらいの割合の方が、1ページを見ただけで、あなたのWebサイトから離れて行ったのか」という比率です。当然、この様な比率を下げる必要があります。
(7)滞在時間
「滞在時間」とは、文字通り、「あなたのWebサイトを訪問された方が、どれぐらいの時間サイトを閲覧していったのか、その平均時間」です。
いかがでしょうか。
アナリティクスには様々な指標が見えるようになっていますが、上記だけを毎日きちんと確認し、日々の動きをチェックするだけでも、Webサイトの状況が大きく掴めます。
さらに、上記の指標は組合せて利用することも可能です。
例えば、「どの検索キーワードで訪問された方が、長時間滞在している」とか、「どこのWebサイトのリンクから訪問された方は、リピーターが多い」など。
このような情報があれば、あなたのWebサイトを改善すべき方向性も見えてくるでしょう。
「現実の情報をきちんと把握し、それをサイトの改善に活かす」
これが「成果を上げるための鉄則なのです」
それでは、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※Googleアナリティクスのより詳しい使い方は、下記を参考にしてください。
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