ビジネスとマーケティングの上り坂

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効果測定ツールを有効に使いこなす方法
効果測定ツールを有効に使いこなす方法

 

 

こんにちは、西です。

 

前回まで「見込み顧客を集める」、そして「顧客を育てる」ための具体的な手法をご説明してきました。

 

ここまでで、あなたは、あなたの事業に適した「勝ちパターン導線」を設計することができるでしょう。

 

ですが、現在のままでは、明らかに足りないものがあります。

 

それが、これからお伝えする「効果測定ツール」です。あなたが設計し、構築した「ソーシャルメディア&Webを利用して売上を上げる仕組み」を、日々の運営の中で改善させ、精緻なものにしていくことが、「本当に利益を上げる仕組み」へと昇華していくことになるのです。

 

極端な話、「一度構築して、そのまま改善しない仕組み」では、どんなに有能なWebマーケッターでも、成果を上げる可能性はゼロだと言いきれます。

 

私だって「無理」と断言できます。それぐらい、「ソーシャルメディアやWebを使った仕組みは、日々の運営や改善が重要」ということなのです。

 

ということで、みなさんに是非使って頂きたいツール、それが

 

「グーグル アナリティクス(Google Analytics)」

http://www.google.com/analytics/

 

です。

 

このアナリティクスを利用すると、以下のようなことがわかります。

 

 

(1)訪問者数(セッション数)

 「訪問者数」とは、ある一定期間に「何人の方が、あなたのWebサイトに訪問したか」という人数です。同一の方でも、時間をおいて訪問された場合、複数名にカウントします。

 

 

(2)ユニークユーザー数(UU)

 「ユニークユーザー数」とは、一定期間内に「あなたのWebサイトを訪れた純粋な人数」のことです。同一の方が何回訪れても、UUは1人です。

 

 

(3)ページビュー(PV)

「ページビュー」とは「あなたのWebサイトが全部で何ページ見られたか」という指標です。複数ページを閲覧したのが同一の方でも、そのページ数がすべてカウントされます。                      

 

 

(4)新規訪問数/再訪問数

新規訪問者か、リピーターかの区分です。

 

(5)参照元

 訪問者が「どこからあなたのWebサイトに訪問したのか」がわかります。検索エンジン経由の場合は、「どんな用語で検索されたか」も判ります。

 

 

(6)直帰率

「直帰率」とは、あなたのWebサイトを訪問された方のうち、「どれぐらいの割合の方が、1ページを見ただけで、あなたのWebサイトから離れて行ったのか」という比率です。当然、この様な比率を下げる必要があります。

 

 

(7)滞在時間

「滞在時間」とは、文字通り、「あなたのWebサイトを訪問された方が、どれぐらいの時間サイトを閲覧していったのか、その平均時間」です。

 

いかがでしょうか。

 

アナリティクスには様々な指標が見えるようになっていますが、上記だけを毎日きちんと確認し、日々の動きをチェックするだけでも、Webサイトの状況が大きく掴めます。

 

さらに、上記の指標は組合せて利用することも可能です。

 

例えば、「どの検索キーワードで訪問された方が、長時間滞在している」とか、「どこのWebサイトのリンクから訪問された方は、リピーターが多い」など。

 

このような情報があれば、あなたのWebサイトを改善すべき方向性も見えてくるでしょう。

 

「現実の情報をきちんと把握し、それをサイトの改善に活かす」

 

これが「成果を上げるための鉄則なのです」

 

それでは、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

※Googleアナリティクスのより詳しい使い方は、下記を参考にしてください。 

 

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