ビジネスとマーケティングの上り坂

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相手の共感を呼ぶセールスライティングの方法
相手の共感を呼ぶセールスライティングの方法

 

 

こんにちは、西です。

 

今回は、成果を上げるための文章の書き方について、ご説明します。

 

まず、文章のタイトル(ヘッドライン)からです。

 

セールスコピーの巧拙は、「ヘッドラインで8割が決まる」とさえ言われます。

 

「ヘッドラインがつまらない(興味を持てない)と、人は、本文をを読まない」からです。

 

たとえ、どんなに内容が良くても、本文を読んでもらえないことには、何も顧客に伝えることはできませんよね。

 

ということで、ヘッドラインのもっとも重要な役割とは

 

「顧客を確実に、本文に誘導すること」

 

であることを、まずしっかり理解してください。

 

それでは、どのようなヘッドラインであれば、顧客を本文に誘導できるのでしょうか。

 

それは、読み手の注意を惹きつけるものでなくてはなりません。

 

具体的には、以下のような方法があります。

 

(1)ハウ・トゥー形式

 例)「あなたが住宅選びで失敗しない10の方法」

 

(2)疑問形

 例)「なぜアーモンドが若返りによいのかご存知ですか?」

 

(3)圧倒的なお得感を演出

 例)「今だけ通常価格の30%オフ、しかも満足できなければ返品100%保証」

 

(4)非常識な提案

 例)「もうパソコンは使うな!」

 

いかがでしょうか? どれも興味をそそられる内容になっていませんか? 他にも、様々な手法がありますが、まずは、この基本的な4パターンだけを確実に身につけてください。

 

続いて、本文です。本文を書くにあたっての鉄則は、以下のとおりです。

 

 

(1)誰に向かって書いているのか「ターゲット」を明確にする

あなたは「どのような方」に顧客になって欲しい、と考えているのでしょうか? 具体的なイメージを想定し、セールスコピーを書いてください。

 

できれば「知り合いの〇〇さん」などのように、あなたの顧客ターゲットにぴったり合う特定の人物を想起できればベターです。このターゲットの特定が適切にできていないと、読み手にとって「違和感のある」コピーになってしまいます。

 

(2)商品ではなく「ベネフィット」を訴求する

あなたは自分の販売する「商品・サービス」そのものの説明に終始していませんか? それでは「押し売り」になってしまいます。

 

「商品・サービス」の機能ではなく、それを利用することにより「顧客にどんなメリットがあるか」を、顧客の立場で表現しましょう。

 

(3)あなた自身のことがしっかり表現できているか

特にネット経由で販売促進を行う場合、商品・サービスだけではなく、「あなたや、あなたの会社を信用してもらう」ことも重要です。お客様の不安をなくすために、「信用に足る根拠」をしっかり表現してください。

 

(4)圧倒的なお得感を演出

ヘッドラインに引き続き、本文でも「ここで、このオファー(あなたからの提案)を断ったら、絶対損だ」と顧客に思って貰えるような本文になっているでしょうか?

 

顧客の視点で点検してください。

 

また、あなたが顧客に行動して欲しいことは何なのでしょうか? 「購入」なのか、「資料請求」なのか「セミナー参加表明」なのか? それがしっかり伝わるように表現し、顧客をしっかり導くようなコピーを考えましょう。

 

本文についても、実際は様々なテクニックがありますが、まずはこの4つを確実にマスターして欲しいと思います。

 

そして、本文まで書き終わったら、以下の観点で、文章をチェックしてみてください。

 

(1)あなたの商品・サービスのUSP(独自の強み)が表れているか

 

(2)あなたの思い・情熱が伝わるか

 

 

この2点は、非常に重要です。

 

何事も「シンプルが良い」という風潮もありますが、こと、セールスコピーに関しては当てはまりません。

 

何故なら、「真剣に購買を考えているお客様」なら、「スミからスミまで、一生懸命に読む」からです。

 

特に重要度の高い商品、高額な商品ほど、その傾向が高くなります。

 

あなた自身のことを考えても、思い当たるはずです。

 

ぜひ、上記(1)(2)を、しっかりチェックしてくださいね。

 

いかがでしょうか。

 

いよいよ次回、この講座も最終回です。

 

次回は、「高いモチベーションをもって、成果を上げるまで継続する方法」についてお伝えします。

 

それでは、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。