ビジネスとマーケティングの上り坂
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【Webコンサルティング講座 第14回】相手の共感を呼ぶセールスライティングの方法
こんにちは、西です。
今回は、成果を上げるための文章の書き方について、ご説明します。
まず、文章のタイトル(ヘッドライン)からです。
セールスコピーの巧拙は、「ヘッドラインで8割が決まる」とさえ言われます。
「ヘッドラインがつまらない(興味を持てない)と、人は、本文をを読まない」からです。
たとえ、どんなに内容が良くても、本文を読んでもらえないことには、何も顧客に伝えることはできませんよね。
ということで、ヘッドラインのもっとも重要な役割とは
「顧客を確実に、本文に誘導すること」
であることを、まずしっかり理解してください。
それでは、どのようなヘッドラインであれば、顧客を本文に誘導できるのでしょうか。
それは、読み手の注意を惹きつけるものでなくてはなりません。
具体的には、以下のような方法があります。
(1)ハウ・トゥー形式
例)「あなたが住宅選びで失敗しない10の方法」
(2)疑問形
例)「なぜアーモンドが若返りによいのかご存知ですか?」
(3)圧倒的なお得感を演出
例)「今だけ通常価格の30%オフ、しかも満足できなければ返品100%保証」
(4)非常識な提案
例)「もうパソコンは使うな!」
いかがでしょうか? どれも興味をそそられる内容になっていませんか? 他にも、様々な手法がありますが、まずは、この基本的な4パターンだけを確実に身につけてください。
続いて、本文です。本文を書くにあたっての鉄則は、以下のとおりです。
(1)誰に向かって書いているのか「ターゲット」を明確にする
あなたは「どのような方」に顧客になって欲しい、と考えているのでしょうか? 具体的なイメージを想定し、セールスコピーを書いてください。
できれば「知り合いの〇〇さん」などのように、あなたの顧客ターゲットにぴったり合う特定の人物を想起できればベターです。このターゲットの特定が適切にできていないと、読み手にとって「違和感のある」コピーになってしまいます。
(2)商品ではなく「ベネフィット」を訴求する
あなたは自分の販売する「商品・サービス」そのものの説明に終始していませんか? それでは「押し売り」になってしまいます。
「商品・サービス」の機能ではなく、それを利用することにより「顧客にどんなメリットがあるか」を、顧客の立場で表現しましょう。
(3)あなた自身のことがしっかり表現できているか
特にネット経由で販売促進を行う場合、商品・サービスだけではなく、「あなたや、あなたの会社を信用してもらう」ことも重要です。お客様の不安をなくすために、「信用に足る根拠」をしっかり表現してください。
(4)圧倒的なお得感を演出
ヘッドラインに引き続き、本文でも「ここで、このオファー(あなたからの提案)を断ったら、絶対損だ」と顧客に思って貰えるような本文になっているでしょうか?
顧客の視点で点検してください。
また、あなたが顧客に行動して欲しいことは何なのでしょうか? 「購入」なのか、「資料請求」なのか「セミナー参加表明」なのか? それがしっかり伝わるように表現し、顧客をしっかり導くようなコピーを考えましょう。
本文についても、実際は様々なテクニックがありますが、まずはこの4つを確実にマスターして欲しいと思います。
そして、本文まで書き終わったら、以下の観点で、文章をチェックしてみてください。
(1)あなたの商品・サービスのUSP(独自の強み)が表れているか
(2)あなたの思い・情熱が伝わるか
この2点は、非常に重要です。
何事も「シンプルが良い」という風潮もありますが、こと、セールスコピーに関しては当てはまりません。
何故なら、「真剣に購買を考えているお客様」なら、「スミからスミまで、一生懸命に読む」からです。
特に重要度の高い商品、高額な商品ほど、その傾向が高くなります。
あなた自身のことを考えても、思い当たるはずです。
ぜひ、上記(1)(2)を、しっかりチェックしてくださいね。
いかがでしょうか。
いよいよ次回、この講座も最終回です。
次回は、「高いモチベーションをもって、成果を上げるまで継続する方法」についてお伝えします。
それでは、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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