ビジネスとマーケティングの上り坂
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Webのマーケティングとリアルのマーケティングの基本的な考え方は同じ
こんにちは、西です。
非IT系の業種や年配の方など、Webのマーケティングに苦手意識を持たれている中小企業(会社、店舗)の経営者の方は多くいらっしゃいます。
しかし、Webのマーケティングとリアルのマーケテング、基本的な考え方は同じです。
もちろん、細かいオペレーションは全然異なりますが、まずは「基本的な部分=戦略、考え方」をイメージするだけで、苦手意識がかなり低減されます。
ここでは、Webのマーケティングとリアルのマーケティングを対比して考えるために、「店舗の集客」を例にしてみます。
「店舗の集客」においては、
①「多くの見込客に告知」して、
②「情報を受け取った(=告知された)見込客のうち、一人でも多くの方に来店してもらう」
ことが必要です。
つまり、流れとしては
「より多くの方に情報提供する(量が勝負)」×「来店してもらう確率を上げる(質の勝負)」
という、2ステップの課題をクリアする必要があるのです。
そして、この2ステップの課題の存在は、Webマーケティングにおいても、リアルのマーケティング(例えばチラシ)においても同じ。
Webマーケティングにおいては、まず自社のWebサイトに、より多くのユーザーに訪問してもらうための施策として、「検索エンジン対策(SEO)」や「検索エンジン連動広告(リスティング広告)」などを行います。
最近では、ソーシャルメディアに記事を投稿して、そこからWebサイトへユーザーが流入する動線を作ろうとしている企業も多いです。
このように、できるだけ多くの見込み客に接触しようとするわけですが、その「接触できる範囲」のことをリーチと呼びます。
ここまでが量の問題で、続いて、質の問題です。ネットユーザーが自社のWebサイトにたどり着いたら、できるだけ「リアルのお店に訪問したい」と思わせるコンテンツ作りが重要。或いは、「お問い合わせ」のページや、店舗のマップのページに誘導しやすいサイトづくりが必要です。
そのような取り組みにより、「Webサイト訪問者のうち、実際にお店に足を運んでくれる人の割合(確率)」が上昇します。
つまり、端的に言えば「リーチと確率論」の問題です。
そして、この「リーチと確率論」は、チラシを使ったマーケティングでも同じ。
どれだけの範囲にチラシを撒いたか(リーチ)と、そのチラシをみた方のうち、何%の方が実際に店舗に来店してくれたか(確率)がポイントとなります。
いかがでしょうか。
このように考えれば、少しはWebマーケティングに対する苦手意識も低下することでしょう。
まずは本質をざっくり知ることから始めてみれば、意外にとっつきやすかったりするものです。
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