ビジネスとマーケティングの上り坂

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貴社のUSPを知る方法
貴社のUSPを知る方法

 

 

 こんにちは。西です。

 

今回のテーマは、表題にもある通り、「貴社のUSP(独自の差別化ポイント)を知る方法」です。

 

あなたは自分自身の会社・事業について、これをしっかり把握されていますか? 自信のない方はもちろん、自信のある方も、今一度確認するためにも、しっかり読んで頂きたいと思います。

 

USP、日本語では「独自の差別化ポイント」ですが、あなたはしっかり自社のUSPを理解されているでしょうか?

 

もしかしたら、

 

「他社には無い、独自の差別化ポイントなどがあったら苦労していないよ」

 

と思われているかも知れません。

 

ですが、これは絶対に必要です。まずは、あなたが自分自身のことや自社の商品・サービスについて、「他社よりもお客様の役に立つ」と信じることができなければ、誰が「他社ではなく、あなたの商品・サービス」を選んでくれるでしょうか?

 

まずは、あなたが自分自身や商品・サービスの独自の強みを洗い出す必要があります。

 

そのために必要なこと・・・それは、「あなた自身の自己分析」や「商品・サービスの分析を行う」ことです。

 

例えば、以下のような質問を自分自身に投げかけてください。

 

 

(1)あなた自身は過去に「どのような経歴や実績」があるのか?

 

(2)あなたが現在の仕事をしていて一番楽しかったことは何か?

 

(3)あなたが現在の仕事において、こだわっていること・ポリシーは何か?

 

(4)現在のお客さんは、どのような理由であなたの商品・サービスを選んでくれたと思うか?

 

(5)あなたのお客様方に共通する特徴を一言で言うと何か?

 

(6)あなたの商品・サービスが優れているところは何か?

 

(7)あなた自身は、お客様からどのように考えられていると思うか。良い点・悪い点はそれぞれ何か?

 

 

以上のような質問について、自分自身じっくり考え、紙に回答を書きだしてみてください。

 

できればリラックスして、楽な気持ちで考えてみてください。

 

これは貴社の戦略を考えるうえで、非常に重要なことですから時間がかかっても構いません。

 

できれば、時間を変えながら、何回も考えて頂いた方がよいでしょう。

 

そうすることにより、出てきた答えの中から、

 

「他社にはない、貴社オリジナル かつ 顧客に価値あること」

 

を3つにまとめてください。

 

もし仮に、「そんなもの、見つからない」と思った場合、どうするか?

 

例えば、「他社のサービスとほとんど変わらない」と思っている場合は、「これまであまり訴求されなかったポイントを訴求する」という手段もあります。

 

例えば、アメリカのチョコレート会社のM&Mは、

 

「お口で溶けて手で溶けない」

 

という訴求で、マーブルチョコレートをヒット商品にしましたが、実は他社のチョコレートも、同じ特長があったそうです。

 

まさに、

 

「業界の常識は、世間の非常識」

 

ということです。販売者が「当たり前」と思っていることでも、顧客に訴求できていないことは多くあります。

 

また、商品・サービスの特長以外では、

 

「あなた自身の思い・情熱」

 

を文章にしてみてください。他の経営者・事業者よりも、お客様のことを徹底的に考える・・・それは「何よりのUSP」に成りえます。

 

いかがでしょうか。このUSPの洗い出しは、集客する上でも顧客養成する上でも、訴求の中心となります。

 

一度USPを作り上げても、継続的に再検討し、常にUSPを精緻化していく必要があるのです。

 

それでは、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。