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【Webコンサルティング講座 第4回】貴社のUSP(独自の差別化ポイント)を知る方法
こんにちは。西です。
今回のテーマは、表題にもある通り、「貴社のUSP(独自の差別化ポイント)を知る方法」です。
あなたは自分自身の会社・事業について、これをしっかり把握されていますか? 自信のない方はもちろん、自信のある方も、今一度確認するためにも、しっかり読んで頂きたいと思います。
USP、日本語では「独自の差別化ポイント」ですが、あなたはしっかり自社のUSPを理解されているでしょうか?
もしかしたら、
「他社には無い、独自の差別化ポイントなどがあったら苦労していないよ」
と思われているかも知れません。
ですが、これは絶対に必要です。まずは、あなたが自分自身のことや自社の商品・サービスについて、「他社よりもお客様の役に立つ」と信じることができなければ、誰が「他社ではなく、あなたの商品・サービス」を選んでくれるでしょうか?
まずは、あなたが自分自身や商品・サービスの独自の強みを洗い出す必要があります。
そのために必要なこと・・・それは、「あなた自身の自己分析」や「商品・サービスの分析を行う」ことです。
例えば、以下のような質問を自分自身に投げかけてください。
(1)あなた自身は過去に「どのような経歴や実績」があるのか?
(2)あなたが現在の仕事をしていて一番楽しかったことは何か?
(3)あなたが現在の仕事において、こだわっていること・ポリシーは何か?
(4)現在のお客さんは、どのような理由であなたの商品・サービスを選んでくれたと思うか?
(5)あなたのお客様方に共通する特徴を一言で言うと何か?
(6)あなたの商品・サービスが優れているところは何か?
(7)あなた自身は、お客様からどのように考えられていると思うか。良い点・悪い点はそれぞれ何か?
以上のような質問について、自分自身じっくり考え、紙に回答を書きだしてみてください。
できればリラックスして、楽な気持ちで考えてみてください。
これは貴社の戦略を考えるうえで、非常に重要なことですから時間がかかっても構いません。
できれば、時間を変えながら、何回も考えて頂いた方がよいでしょう。
そうすることにより、出てきた答えの中から、
「他社にはない、貴社オリジナル かつ 顧客に価値あること」
を3つにまとめてください。
もし仮に、「そんなもの、見つからない」と思った場合、どうするか?
例えば、「他社のサービスとほとんど変わらない」と思っている場合は、「これまであまり訴求されなかったポイントを訴求する」という手段もあります。
例えば、アメリカのチョコレート会社のM&Mは、
「お口で溶けて手で溶けない」
という訴求で、マーブルチョコレートをヒット商品にしましたが、実は他社のチョコレートも、同じ特長があったそうです。
まさに、
「業界の常識は、世間の非常識」
ということです。販売者が「当たり前」と思っていることでも、顧客に訴求できていないことは多くあります。
また、商品・サービスの特長以外では、
「あなた自身の思い・情熱」
を文章にしてみてください。他の経営者・事業者よりも、お客様のことを徹底的に考える・・・それは「何よりのUSP」に成りえます。
いかがでしょうか。このUSPの洗い出しは、集客する上でも顧客養成する上でも、訴求の中心となります。
一度USPを作り上げても、継続的に再検討し、常にUSPを精緻化していく必要があるのです。
それでは、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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