ビジネスとマーケティングの上り坂
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こんにちは、西です。
いや~、前回ブログに書いた通り、「永遠の0(ゼロ)」を読んで、その緻密な取材と重厚な物語に引き込まれ、大長編をあっと言う間に読了してしまったわけですが。
「はぁ~百田尚樹すごい!」と言う訳で、続く第2作「耀く夜」を買ってきたわけです。
それしても、1作目と異なり、本当に薄い。しかも短編集だということで、5話入っているんだとか。
で、読んでみて、びっくりです!
タイトルの「耀く夜」とは、クリスマス・イブのこと。
そのイブの夜に、いずれも陰を持った女性達に奇跡のような出来事が起きます。
いや~、40代男性としては、ちょっと読んでいて恥ずかしい気もしたのですが、どれも気が利いていて良い話です。特に、女子にはたまらないファンタジーだと思います。
わたし個人的には、「クリスマス・イブの夜に中年の男子におきる奇跡のような出来事」を書いて欲しいと思ったりしています♪
とにかく、内容そのものより、「前作と180度違う」と言っても言い過ぎではない方向性にびっくりしました。
どの話も取材とかではなくて、ワンアイデアをうまくまとめた感じで、書き方も前作と全く違うのだろうなぁ・・・と想像しています。
トーンの違いが気になり、アマゾンレビューを斜め読みしていたら「百田さんは、作品ごとに作風を変える」みたいなことが書いてあって納得です。
元々、テレビの放送作家出身だということで、引き出しを多く持たれているのでしょうね。
そんなところにも才能を感じます。
「びっくりした」という感想ばかり全面に出ていますが、作品自体は良作だと思いますし、一気に読めますので、ご興味のある方はどうぞ。
ただし、甘いファンタジーとか好きではない方には、向かないかもしれません。
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